不思議なことに、人は年齢を重ねると、自分のルーツが気になるものです。

自分が今、ここにいるのは、大昔からの先祖のＤＮＡが途切れることなく、脈々と続いてきているからです。

父母は２人、祖父母は４人、曾祖父母は８人、高祖父母は１６人・・・今の自分が存在しているのはこの方たちのおかげです。

家系図を眺めていると、ご先祖様のおかげで自分がいる、生かされていることに気づき、広く感謝の気持ちが湧いてきます。

そして、今までは、ぼんやりと遠い昔のように感じていたご先祖様がとても身近な存在となってご家族を守ってくださっていると感じられることでしょう。

明治時代初期にはじまった戸籍制度。その戸籍を調査することで、江戸時代、幕末生まれのご先祖まで遡って調べることができます。

幕末から明治維新へ、遠い昔に感じますが、実はそんな大昔の話ではありません。たった四世代から五世代前の身近な方たちが、150年前の激動の時代を力強く生き抜いていました。

残念なことですが、役所に保管されている戸籍は保管期限が過ぎると廃棄されてしまい、記録が完全に消されてしまいます。

保管期限は150年(平成22年5月までは80年）です。将来、調べたいと思ったときには、保管期限を過ぎて廃棄されているかもしれません。そのときではもう遅いのです。

ご先祖様は待っています。いますぐ、ルーツ探しの旅を始めましょう。