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昨今のアメリカ合衆国におけるインターネット検索カテゴリーの1位、2位を争うのは、家系図関連とアダルト関連だそうです。2019年9月には、歌手のジャスティン・ビーバーが、インターネットの家系図調査で、俳優のライアン・ゴスリングや歌手のアヴリル・ラヴィーンと親戚だったと判明したことが話題になりました。そう、アメリカは家系図が大好きな国なのです。
■移民の国アメリカならでは
アメリカは先住民以外、ヨーロッパをはじめとする世界中からの移民で構成される国です。しかし、せいぜいイタリア系、カナダ系、というくらいで、詳しい出自を知る人は多くありませんでした。移民国家だからこそ、人々はルーツ探しにロマンを感じるのかもしれません。
●アメリカで人気の家系図サービス
アメリカではインターネットでの家系図作り・先祖調査が人気です。戸籍制度がないアメリカでも民間の家系図サイトの会員になれば、既に別の会員が登録した家系図の情報も含めて非常に充実したデータを入手できます。
以下は人気の家系図作成やDNA先祖調査サイトです。
ジャスティン・ビーバーが先祖捜しで利用したのは、Ancestry.comです。アメリカの国勢調査、婚姻記録、移民の入国記録、学校の学生名簿、兵役記録、古い新聞のデータベースなど160億件の資料へのアクセス、登録ユーザーの7000万件の家系図、そしてユーザーたちが貼り付けた資料や記録3億件の利用が、月額にして10数ドルから可能です。自分一人では行き詰まることも多かった家系図作りも、このようにサイトのサポートがあればはかどります。これらのサイトでは、膨大な公式資料と会員による相互の情報へのリンクが可能で、中にはDNAデータで、祖先が世界のどこからやって来たのかさえ調査できるようになっています。
■家系図+DNA調査の発展
システムがサポートしても、個人の家系図調査の情報が、不正確である可能性はあるでしょう。しかし、そこにさらにDNAの情報を掛け合わせれば、かなり正確な家族系統の把握が可能です。この先祖調査の手法は、既に医学的調査、犯罪調査にまで利用されています。
●医学的調査
原因不明の身体の不調に悩まされる人が、人気先祖調査サイトの勧めるDNA検査キットを使った結果、遺伝性疾患だったことが判明しました。そのおかげで、適切な治療を受け、心不全や肝不全による死の危険を免れたのです。DNA検査と家系図は、自分や家族、親戚への遺伝性疾患のリスク回避に利用が可能なのです。
●犯罪捜査
お蔵入りになった37年前の新生児の殺害・死体遺棄事件が、民間の先祖調査会社の協力によって解決した例もあります。赤ちゃんのDNAサンプルを使用し、先祖調査の要領で赤ちゃんに近い家系を見つけました。それを辿り、婚姻記録や出生記録から亡くなった赤ちゃんの当時の母親を発見。彼女が真犯人でした。このような難事件が解決した例はほかにもあり、家系図サイトとDNAデータは、犯罪捜査にまで役立っています。
インターネットで膨大な資料を駆使する家系図作りや、祖先が地球のどこから来たかの足跡がわかる本格的なDNA先祖調査は、アメリカだけではなく世界へと広がり始めています。
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